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わいんや「目福口福」
掲載日:2012年1月5日

2011年4月、普天間にオープンしたばかりのワイン専門店「わいんや 目福口福」さんの紹介です!
ホテルやレストラン、卸売業など、数々の現場を渡り歩いて来た濱田聖子さんが、独立開業!
開業までの歩みや、お店の情報などをお聞きしました♪
○ 今日はよろしくお願いします。
ワイン専門店ということですが、商品の紹介をお願いします。
600円~12,000円以内のワインが約350種類以上あります。
県内でワイン専門店はここを合わせて数ヵ所ありますが、他のお店にないものを選びつつ、ワイン初心者の方でもワインがお好きな方でもデイリーに安心して選んでいただけるような品揃えを目指していて、たくさんの種類のなかからワインを選ぶ楽しさを味わっていただきたいと思っています。

○ 定期的に試飲会を企画されているとうかがったのですが。
月に一回、「試飲勉強会」というのを開催しています。
11月と12月は年末でみな様お忙しいので、また2012年1月から再開する予定です。
私は飲食店出身なので、そういったところで勤めている若い方たちの応援をしてみたいと
思っています。ワインのことを知りたいと思ってもなかなか機会がない方もいらっしゃるので。
○ なるほど。では、開業したいきさつ、きっかけについて教えてください。
社会人になってはじめての就職先はリゾートホテルでした。
そこでいろいろな出会いの中で、ソムリエ資格を取りたいと思いはじめたので、
那覇のレストランに移りました。
そこは沖縄で初めてソムリエ資格をとった7名のうちのお一人(女性)が開いているお店で、『毎日が勝負』という感じでとても緊張感のあるレストランでした。
それからいくつかのレストランを渡り歩き、4回目の受験でようやくソムリエ資格をとりました。
その間に結婚もし、そのままレストラン勤務を続けようと思ったのですが、レストランは仕事が終わるのが遅く、帰るのは夜中になるのでこのままでは家庭不和なってしまうと思いました。
そこで、就業時間が遅くまでかからないワイン卸販売業に転職しました。
そこで5年間勤めていたのですが、こんな世の中ですから、閉店してしまって・・・。
次のことをといろいろと考えましたが、しばらく家にいることにしました。
約2年間の専業主婦の期間中には、飲食業以外で興味のあることを経験してみようと思いました。
着付け教室に通って資格を取ったり、ブライダルショップに勤めたり、読谷のやちむん工房でバイトしたりしてました。
そんなある日、昔のお客様からお電話を頂いて、「ワインを選んでくれる人がいなくなったから、ワインを飲まなくなったよ~」と言われ、もしかして自分に出来る事ってまだあるのかなと思いました。
夫に相談すると、「迷ってるならば、やるかやらないかは別にして、物件を見たり経理の勉強をしたりして動いてみたら?」と言ってくれて。
その後3ヶ月ぐらい物件探しをしていて、ここを見つけました。
で、すぐ見に来たんですけど・・・
空き店舗って、入った瞬間に「合う、合わない」っていうのを瞬時に感じるんですけど、ここは入った瞬間に「ここしかない!」と感じました。
隣はコインパーキングで、個人的にはお寺や神社が好きなので近くにあると落ち着きますし!(笑)
学校も近いのでそう乱れた場所でもないだろうし、いいなぁって思いました。
夫に「ここに決めたい!」とすぐに連絡をして、あとはトントンと、決まっていきました。
○ 他のところと比べて普天間の物件はどうでしょう?
場所でみますと、地の利がある立地だと思っています。
普天間は、58号線や330号線も近いし、高速の入り口もすぐ。
沖縄でここにしかないという場所を造れれば、どこからでもアクセスしやすい場所だと思うんです。
また、この物件の1階は7畳ですが、このぐらいの大きさだと空調もききやすいですし、
省エネタイプのエアコンを使用しますと電気代は24時間使用しても月1万もしないです。
ちなみにエアコンは開業前年の決算で金額が落ちた時に、
あえて13畳用の大部屋用のをゲットしてました(笑)
○ 色々なコスト削減の工夫をされてるんですね。
1年ほど、いろいろ研究しました。一人でオペレーションする場合の店舗の大きさ、商品の配置など。
○ 事前準備は重要ですね。
普天間でオープンしてみて、お客様の層や雰囲気などはどうでしょう。
普天間高校出身の方がよく見に来られます。
そして、必ず同じ質問をします。「なぜここで?」って(笑)
そして皆様は必ず、「頑張ってね!普天間を盛り上げたいから応援するよ!」って言ってくれます。
○ 皆さん近くにお店ができてうれしいんですね!
だとうれしいですね(笑)
あとこの辺りはワインの専門店がありません。専門店は那覇に集中していて、中部には北谷と沖縄市にしかありませんでした。
なので、普天間近辺はぽっかりあいていますので、意外とお客様は多いと感じています。
また、浦添方面からのお客様も多いように思います。
理由をお伺いしますと、「那覇に向かうより北に向けて走ったほうが運転や駐車場探しのストレスが軽い」らしくて。
○ では、最初想定していたお客様について聞かせてください。
開業前は以前の仕事でターゲットにしていた飲食店向けに卸専門にしようと思っていました。
運送屋さんが近くにあるので。朝10時までにFAXや電話で注文を頂いて、その日で運送屋さんが県内どこでも配達してくれるというシステムをフル活用しようと考えていました。
今回もそれで行こうと思っていたんですけど、いざフタを開けてみると、一般のお客様のご利用で、特に贈り物としてワイン選びをするお客様が多くてびっくりしています。
○ 価格も安いし、一緒に選んでくれるし、買いやすいのでは。
価格に対して特徴のあるものを選んで仕入ているので、様々な趣向をもったお客様でも、お好みに添えるようなラインナップになっていると思います。
○ では、集客で工夫していることなどあったら教えてください。
還元率の高いポイントカードとほとんどワインのことには触れないブログですね。(笑)
それから、一年を通してみるとワインが最も需要が高くなる時期があるんですね。
それは11月のボジョレー・ヌーヴォーから年末年始にかけてなんです。
その時期に広告宣伝費をかけて情報誌に載せたりしています。
それから、開業時から行っているサービスのひとつに隣接のコインパーキングをご利用の際には駐車料金の負担もしています。
那覇方面からお見えになるお客様は驚かれて、「ここまでしなくていいのに」とおっしゃいますが、中部では駐車料金を払うことに抵抗がある方が多いと思いますので。
○ とってもいいアイディアだと思います!
では次に、何歳の頃に開業を決意したかお聞きしたいのですが。
具体的には36歳ですね。現在38歳です。
それまでは雇われていた方が絶対にいいと思っていました。雇用されている方が収入は安定してるし、何かあった時に交代してくれる人もいるし、何より責任も少ないし。
何かあった時には上司や会社が責任を取ってくれる、と考えていましたから。
でも色々なお店で働いてさらに世の中が変わって来て、自分が思い描くことを、実際にやってもいいんじゃないかなって思うようになりました。
例えば、わいんや目福口福の特徴のひとつは贈り物のときのラッピングですが、ラッピングをすると、「ここまでしてくれて無料なんですか?」と驚かれる方がいます。
私の感覚ではラッピングは無料でご用意して差し上げたいんです。
しかも無料だからといって、安っぽいのはしたくないと考えています。
贈るお相手のことを想像して、包装紙を選んで、メッセージシールの組み合わせで、世界でひとつしかないプレゼントが出来あがります。
こういうことを無料でやりたいと思った時に、「無料でOKだよ」と了承してくれるオーナーはなかなかいないと思います。
また、実際に無料でできるのには、固定費が低いこと、人件費がかかっていないことが挙げられます。

○ この間、こちらでプレゼント用ワインを買ったのですが、とても喜ばれました。
ワインの知識がなく、どれを送ったらいいか分からなかったのですが、贈る相手のことを話して、
一緒に選んでくれるのでとっても助かりました。
それはよかったです!
今のところ、常に一人でオペレーションするので、毎日、「ムリ・ムダ・ムラをなくす方法」ばかりを考えています。
一人でお店を開業することについて、みなさんは「病気になった時に休まないといけないからリスクがあるのでは」とか、「一人で何かと大変じゃないか」とか心配してくださるんですが、それよりも毎月の人件費をどうやって払おうか、ということに気がいって、よりよく改善していくこととか、大事にしたいお客様を喜ばせるアイディアが浮かばなくなっていく思考回路を造ってしまうことの方がマイナスだと思っています。
○ アイディアマンなんですね~!
では、普天間活性化のためのアイディアをひとつお願いします!(笑)
ひとつ言える事は、どこにでもあるお店をやってもだめなんじゃないかな、と思います。
ちょっと専門性のある、ここにしかないっていうお店はどうでしょう。
売るものは基本的にはモノなんだけれど、もっと突き詰めれば、その人にしか出来ない事をやる、ということ。
私の20代は自分に自信がなくて、どうしようかと迷っているばかりでした。
このままだと多くのサービスマンと一緒で、なんとなく年を取ってしまうと感じていて、これじゃダメだ!って。
なので、まずはソムリエ資格を取ろうと決心して6年勉強して、3回落ちて4回目でようやく受かりました。でも受かる人は1年であっさり受かるんですよ。でも私は6年もかかってしまって挫折でした。
お店に入って来た1年生がすぐ受かって、長く働いている私が受からない。
これはかなり気まずいんですよ・・・。
でもそういう経験があるから、若い子がうじうじしてるのを見ると「あ、今どういう段階にいるんだな。」っていうのが分かります。なので、その若い子がもし飲食業を離れたがっていたら「一旦離れて、私みたいに陶器作ってみたら?」とアドバイスしたりができるんです。
で、飲食業を離れてみて、また自分がやりたいなって思えたら、その時に飲食業のサービスに戻ればそれでいいと思うんですよ。
飲食店でサービスするにあたっての醍醐味はその日、その時のお客様のTPOにあわせてワインやお食事をご提案して、スムーズにスマートに流れを造ってあげることではないかと思います。
「こんなワインが飲みたいんだけど?」とか「このお料理に合ったワインが飲みたいんだけど?」とご相談を頂いたときにご提案がきちんとできること。
きちんとご提案ができるようにするためには、やはり少しはお勉強をしなくてはお応えできません。
資格を取るほど、高い目標をもってお勉強をするのは本当に大変なことなので、広く浅くというつもりでワインのお勉強をしていければお客様のご要望にもお応えできるようになってきます。
お客様のご要望に応えることができて、お客様から「今日はありがとう。おかげさまで楽しかったよ。」と言われることが飲食業の喜びで、お客様からいただくその言葉で精神的に救われることが多いんです。
わいんや目福口福を開こう!と考えた時から、「私は飲食店出身なので、その喜びを自分より若い人たちに伝えていく場」にしようとも同時に考えていたんです。
なので、こんなに小さい店舗なのにわざわざ「試飲勉強会」をするわけです。
○ 私も起業の講習会にいくと、ちょっとネガティブになってしまうことがあります。
設備や人件費のコストがこうで、利益をどう出すかっていうことだけの講習会が多いんです。
そこに喜びとか楽しさが見えなくなってくる事があります。
確かにそれが現実ではあるんですけど、お客様が欲しいのは「楽しさ」なんですよね。
その辺の力をつけてないと、お客様って来てくれないと思います。
結局は「人と人」とのことなので。
私、基本的にソムリエバッジは付けてないんです。これ威圧感ありますからね(笑)
お客様には「変なこと聞いたら恥ずかしいな」なんて考えず、気軽に何でも聞いてほしいんです。

○ では最後に、これから起業する方に向けてメッセージをどうぞ。
「自分しか出来ないことって何だろう」、「自分がしたいことってなんだろう」「(自分がしたいと思っていることに)求めているお客様はいるのだろうか」というのを突き詰めることが、成功することにつながると思います。
よそのあの店いいなって思ってマネしても、その店はその人がやってるからいいのであって、あなたががマネしたから同じのが出来るわけではないと伝えたいです。
○ なるほど、「自分しかできないこと」から、起業を考えるということですね。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
インタビュアー:下地
写真・記事:宮国
・店名:「わいんや 目福口福」
・営業時間 11:00~19:00
定休日 水
・住所:宜野湾市普天間2-47-13
・電話:098-943-1102
・駐車場 隣接のコインパーキングをご利用ください。
30分以内のご利用であれば当店で負担いたしますので、お声かけください。
・「わいんや 目福口福」のブログはこちら http://mefukukoufuku.com/
より大きな地図で わいんや 目福口福 を表示

2011年4月、普天間にオープンしたばかりのワイン専門店「わいんや 目福口福」さんの紹介です!
ホテルやレストラン、卸売業など、数々の現場を渡り歩いて来た濱田聖子さんが、独立開業!
開業までの歩みや、お店の情報などをお聞きしました♪
○ 今日はよろしくお願いします。
ワイン専門店ということですが、商品の紹介をお願いします。
600円~12,000円以内のワインが約350種類以上あります。
県内でワイン専門店はここを合わせて数ヵ所ありますが、他のお店にないものを選びつつ、ワイン初心者の方でもワインがお好きな方でもデイリーに安心して選んでいただけるような品揃えを目指していて、たくさんの種類のなかからワインを選ぶ楽しさを味わっていただきたいと思っています。

○ 定期的に試飲会を企画されているとうかがったのですが。
月に一回、「試飲勉強会」というのを開催しています。
11月と12月は年末でみな様お忙しいので、また2012年1月から再開する予定です。
私は飲食店出身なので、そういったところで勤めている若い方たちの応援をしてみたいと
思っています。ワインのことを知りたいと思ってもなかなか機会がない方もいらっしゃるので。
○ なるほど。では、開業したいきさつ、きっかけについて教えてください。
社会人になってはじめての就職先はリゾートホテルでした。
そこでいろいろな出会いの中で、ソムリエ資格を取りたいと思いはじめたので、
那覇のレストランに移りました。
そこは沖縄で初めてソムリエ資格をとった7名のうちのお一人(女性)が開いているお店で、『毎日が勝負』という感じでとても緊張感のあるレストランでした。
それからいくつかのレストランを渡り歩き、4回目の受験でようやくソムリエ資格をとりました。
その間に結婚もし、そのままレストラン勤務を続けようと思ったのですが、レストランは仕事が終わるのが遅く、帰るのは夜中になるのでこのままでは家庭不和なってしまうと思いました。
そこで、就業時間が遅くまでかからないワイン卸販売業に転職しました。
そこで5年間勤めていたのですが、こんな世の中ですから、閉店してしまって・・・。
次のことをといろいろと考えましたが、しばらく家にいることにしました。
約2年間の専業主婦の期間中には、飲食業以外で興味のあることを経験してみようと思いました。
着付け教室に通って資格を取ったり、ブライダルショップに勤めたり、読谷のやちむん工房でバイトしたりしてました。
そんなある日、昔のお客様からお電話を頂いて、「ワインを選んでくれる人がいなくなったから、ワインを飲まなくなったよ~」と言われ、もしかして自分に出来る事ってまだあるのかなと思いました。
夫に相談すると、「迷ってるならば、やるかやらないかは別にして、物件を見たり経理の勉強をしたりして動いてみたら?」と言ってくれて。
その後3ヶ月ぐらい物件探しをしていて、ここを見つけました。
で、すぐ見に来たんですけど・・・
空き店舗って、入った瞬間に「合う、合わない」っていうのを瞬時に感じるんですけど、ここは入った瞬間に「ここしかない!」と感じました。
隣はコインパーキングで、個人的にはお寺や神社が好きなので近くにあると落ち着きますし!(笑)
学校も近いのでそう乱れた場所でもないだろうし、いいなぁって思いました。
夫に「ここに決めたい!」とすぐに連絡をして、あとはトントンと、決まっていきました。
○ 他のところと比べて普天間の物件はどうでしょう?
場所でみますと、地の利がある立地だと思っています。
普天間は、58号線や330号線も近いし、高速の入り口もすぐ。
沖縄でここにしかないという場所を造れれば、どこからでもアクセスしやすい場所だと思うんです。
また、この物件の1階は7畳ですが、このぐらいの大きさだと空調もききやすいですし、
省エネタイプのエアコンを使用しますと電気代は24時間使用しても月1万もしないです。
ちなみにエアコンは開業前年の決算で金額が落ちた時に、
あえて13畳用の大部屋用のをゲットしてました(笑)
○ 色々なコスト削減の工夫をされてるんですね。
1年ほど、いろいろ研究しました。一人でオペレーションする場合の店舗の大きさ、商品の配置など。
○ 事前準備は重要ですね。
普天間でオープンしてみて、お客様の層や雰囲気などはどうでしょう。
普天間高校出身の方がよく見に来られます。
そして、必ず同じ質問をします。「なぜここで?」って(笑)
そして皆様は必ず、「頑張ってね!普天間を盛り上げたいから応援するよ!」って言ってくれます。
○ 皆さん近くにお店ができてうれしいんですね!
だとうれしいですね(笑)
あとこの辺りはワインの専門店がありません。専門店は那覇に集中していて、中部には北谷と沖縄市にしかありませんでした。
なので、普天間近辺はぽっかりあいていますので、意外とお客様は多いと感じています。
また、浦添方面からのお客様も多いように思います。
理由をお伺いしますと、「那覇に向かうより北に向けて走ったほうが運転や駐車場探しのストレスが軽い」らしくて。
○ では、最初想定していたお客様について聞かせてください。
開業前は以前の仕事でターゲットにしていた飲食店向けに卸専門にしようと思っていました。
運送屋さんが近くにあるので。朝10時までにFAXや電話で注文を頂いて、その日で運送屋さんが県内どこでも配達してくれるというシステムをフル活用しようと考えていました。
今回もそれで行こうと思っていたんですけど、いざフタを開けてみると、一般のお客様のご利用で、特に贈り物としてワイン選びをするお客様が多くてびっくりしています。
○ 価格も安いし、一緒に選んでくれるし、買いやすいのでは。
価格に対して特徴のあるものを選んで仕入ているので、様々な趣向をもったお客様でも、お好みに添えるようなラインナップになっていると思います。
○ では、集客で工夫していることなどあったら教えてください。
還元率の高いポイントカードとほとんどワインのことには触れないブログですね。(笑)
それから、一年を通してみるとワインが最も需要が高くなる時期があるんですね。
それは11月のボジョレー・ヌーヴォーから年末年始にかけてなんです。
その時期に広告宣伝費をかけて情報誌に載せたりしています。
それから、開業時から行っているサービスのひとつに隣接のコインパーキングをご利用の際には駐車料金の負担もしています。
那覇方面からお見えになるお客様は驚かれて、「ここまでしなくていいのに」とおっしゃいますが、中部では駐車料金を払うことに抵抗がある方が多いと思いますので。
○ とってもいいアイディアだと思います!
では次に、何歳の頃に開業を決意したかお聞きしたいのですが。
具体的には36歳ですね。現在38歳です。
それまでは雇われていた方が絶対にいいと思っていました。雇用されている方が収入は安定してるし、何かあった時に交代してくれる人もいるし、何より責任も少ないし。
何かあった時には上司や会社が責任を取ってくれる、と考えていましたから。
でも色々なお店で働いてさらに世の中が変わって来て、自分が思い描くことを、実際にやってもいいんじゃないかなって思うようになりました。
例えば、わいんや目福口福の特徴のひとつは贈り物のときのラッピングですが、ラッピングをすると、「ここまでしてくれて無料なんですか?」と驚かれる方がいます。
私の感覚ではラッピングは無料でご用意して差し上げたいんです。
しかも無料だからといって、安っぽいのはしたくないと考えています。
贈るお相手のことを想像して、包装紙を選んで、メッセージシールの組み合わせで、世界でひとつしかないプレゼントが出来あがります。
こういうことを無料でやりたいと思った時に、「無料でOKだよ」と了承してくれるオーナーはなかなかいないと思います。
また、実際に無料でできるのには、固定費が低いこと、人件費がかかっていないことが挙げられます。

○ この間、こちらでプレゼント用ワインを買ったのですが、とても喜ばれました。
ワインの知識がなく、どれを送ったらいいか分からなかったのですが、贈る相手のことを話して、
一緒に選んでくれるのでとっても助かりました。
それはよかったです!
今のところ、常に一人でオペレーションするので、毎日、「ムリ・ムダ・ムラをなくす方法」ばかりを考えています。
一人でお店を開業することについて、みなさんは「病気になった時に休まないといけないからリスクがあるのでは」とか、「一人で何かと大変じゃないか」とか心配してくださるんですが、それよりも毎月の人件費をどうやって払おうか、ということに気がいって、よりよく改善していくこととか、大事にしたいお客様を喜ばせるアイディアが浮かばなくなっていく思考回路を造ってしまうことの方がマイナスだと思っています。
○ アイディアマンなんですね~!
では、普天間活性化のためのアイディアをひとつお願いします!(笑)
ひとつ言える事は、どこにでもあるお店をやってもだめなんじゃないかな、と思います。
ちょっと専門性のある、ここにしかないっていうお店はどうでしょう。
売るものは基本的にはモノなんだけれど、もっと突き詰めれば、その人にしか出来ない事をやる、ということ。
私の20代は自分に自信がなくて、どうしようかと迷っているばかりでした。
このままだと多くのサービスマンと一緒で、なんとなく年を取ってしまうと感じていて、これじゃダメだ!って。
なので、まずはソムリエ資格を取ろうと決心して6年勉強して、3回落ちて4回目でようやく受かりました。でも受かる人は1年であっさり受かるんですよ。でも私は6年もかかってしまって挫折でした。
お店に入って来た1年生がすぐ受かって、長く働いている私が受からない。
これはかなり気まずいんですよ・・・。
でもそういう経験があるから、若い子がうじうじしてるのを見ると「あ、今どういう段階にいるんだな。」っていうのが分かります。なので、その若い子がもし飲食業を離れたがっていたら「一旦離れて、私みたいに陶器作ってみたら?」とアドバイスしたりができるんです。
で、飲食業を離れてみて、また自分がやりたいなって思えたら、その時に飲食業のサービスに戻ればそれでいいと思うんですよ。
飲食店でサービスするにあたっての醍醐味はその日、その時のお客様のTPOにあわせてワインやお食事をご提案して、スムーズにスマートに流れを造ってあげることではないかと思います。
「こんなワインが飲みたいんだけど?」とか「このお料理に合ったワインが飲みたいんだけど?」とご相談を頂いたときにご提案がきちんとできること。
きちんとご提案ができるようにするためには、やはり少しはお勉強をしなくてはお応えできません。
資格を取るほど、高い目標をもってお勉強をするのは本当に大変なことなので、広く浅くというつもりでワインのお勉強をしていければお客様のご要望にもお応えできるようになってきます。
お客様のご要望に応えることができて、お客様から「今日はありがとう。おかげさまで楽しかったよ。」と言われることが飲食業の喜びで、お客様からいただくその言葉で精神的に救われることが多いんです。
わいんや目福口福を開こう!と考えた時から、「私は飲食店出身なので、その喜びを自分より若い人たちに伝えていく場」にしようとも同時に考えていたんです。
なので、こんなに小さい店舗なのにわざわざ「試飲勉強会」をするわけです。
○ 私も起業の講習会にいくと、ちょっとネガティブになってしまうことがあります。
設備や人件費のコストがこうで、利益をどう出すかっていうことだけの講習会が多いんです。
そこに喜びとか楽しさが見えなくなってくる事があります。
確かにそれが現実ではあるんですけど、お客様が欲しいのは「楽しさ」なんですよね。
その辺の力をつけてないと、お客様って来てくれないと思います。
結局は「人と人」とのことなので。
私、基本的にソムリエバッジは付けてないんです。これ威圧感ありますからね(笑)
お客様には「変なこと聞いたら恥ずかしいな」なんて考えず、気軽に何でも聞いてほしいんです。

○ では最後に、これから起業する方に向けてメッセージをどうぞ。
「自分しか出来ないことって何だろう」、「自分がしたいことってなんだろう」「(自分がしたいと思っていることに)求めているお客様はいるのだろうか」というのを突き詰めることが、成功することにつながると思います。
よそのあの店いいなって思ってマネしても、その店はその人がやってるからいいのであって、あなたががマネしたから同じのが出来るわけではないと伝えたいです。
○ なるほど、「自分しかできないこと」から、起業を考えるということですね。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
インタビュアー:下地
写真・記事:宮国
・店名:「わいんや 目福口福」
・営業時間 11:00~19:00
定休日 水
・住所:宜野湾市普天間2-47-13
・電話:098-943-1102
・駐車場 隣接のコインパーキングをご利用ください。
30分以内のご利用であれば当店で負担いたしますので、お声かけください。
・「わいんや 目福口福」のブログはこちら http://mefukukoufuku.com/
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この記事へのコメント
こんにちは。
先ほどはありがとうございました。
1978年と1981年のワインのおススメを教えて頂きたいです。予算は5000円~10000円です。
あと、2013年のワインを目福口福さんのとこで購入したいのでおススメがあれば宜しくお願いします。
予算は同じくらいでお願いします。
先ほどはありがとうございました。
1978年と1981年のワインのおススメを教えて頂きたいです。予算は5000円~10000円です。
あと、2013年のワインを目福口福さんのとこで購入したいのでおススメがあれば宜しくお願いします。
予算は同じくらいでお願いします。
Posted by めじま at 2014年10月27日 13:11